
北海道のおすすめ紅葉スポット4選
日本でもっとも紅葉が早い北海道。色とりどりのダイナミックな風景や、目を奪われるような神秘的な瞬間、しっとりとした風情を感じる庭園など、訪れてみたい絶景がいっぱい。今月は、そんな紅葉スポットの中から選りすぐりの4カ所をご紹介します。
道央エリア
定山渓(札幌市)

札幌の奥座敷・定山渓温泉街の紅葉は、毎年9月下旬から色づき始め、10月には見頃を迎えます。標高約300mの寒暖差の大きい環境で色あざやかになる、豊かな森と渓谷の織りなす絵巻物のような風景は、二見吊橋から眺めるもよし、散策路をゆっくり歩きながら眺めるもよし。おすすめは、定山渓に点在する絶景ポイントを巡る「紅葉かっぱバス」。地元ボランティアガイドの案内で、定山渓や札幌のおすすめ情報も。
住所 | 北海道札幌市南区定山渓温泉 Google Map |
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アクセス | JR札幌駅前から直行バスで約60分 |
道南エリア
香雪園(函館市)

香雪園は、函館の「見晴公園」内にある日本庭園。豪商・岩船峯次郎の別荘地として明治から大正にかけて造成されたもので、「旧岩船氏庭園」として道内唯一の国指定文化財庭園(2025年現在)となっています。秋になるとモミジやカエデをはじめとする約150種類の庭木が美しく色づき、多くの市民が紅葉狩りに訪れます。毎年10月に開催される「MOMI-Gフェスタ」期間中は、約100m続くカエデ並木がライトアップされる幻想的な光景も必見です。
住所 | 函館市見晴町56番地 Google Map |
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アクセス | JR函館駅前からバスで約40分 |
道北エリア
層雲峡(上川町)

大雪山系の山々。その山頂付近では、8月下旬頃から色づき始め、時間をかけてゆっくり麓へと紅葉します。層雲峡では9月下旬~10月上旬に見頃を迎えます。有名な赤岳銀泉台をはじめ、アイヌの人々が「カムイミンタラ(神々が遊ぶ庭)」と呼んだ神秘的な場所が色あざやかに染まる景色を見に来ませんか。“紅葉谷”で開催されるライトアップイベント「奇跡のイルミネート」、今年は9月14日〜10月13日まで開催。
住所 | 上川町層雲峡 Google Map |
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アクセス | JR旭川駅前からバスで約110分 |
道東エリア
オンネトー(足寄町)

阿寒摩周国立公園の最西端、雌阿寒岳の麓にあるオンネトーは周囲2.5kmの美しい湖。季節や天候、見る角度によって五色に変わる神秘の湖として知られています。10月上旬から中旬の湖畔では、アカエゾマツやナナカマドなどの木々が色づき、青い湖面とのあざやかな対比が見事です。風のない日に、静かな湖面に映る紅葉と雌阿寒岳や阿寒富士の姿は、北海道の秋を代表する絶景のひとつ。湖畔の散策路や木造の展望デッキから満喫してください。
住所 | 足寄町茂足寄 Google Map |
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アクセス | JR帯広駅前から車で約100分 |