
北海道の歴史の碑4選
1869年に北海道開拓使が置かれてから、2026年で157年目を迎えた北海道。開拓からのさまざまな歴史を刻む碑が、北海道の各地にあります。北の大地を拓いた先人たちの思いに触れてみませんか。
道央エリア
開拓紀念碑(札幌市)

札幌市民の憩いの場、大通公園。西6丁目にある「開拓紀念碑」は、園内で最も古い記念碑です。1882年に開拓使が廃止された後、札幌神社(現在の北海道神宮)の宮司らが中心となって募金を集め、1886年9月に札幌最古の都市公園である偕楽園内(現在の北7条西7丁目付近)に建立。1901年に現在の場所に移設されました。題字は、中国の書聖・王羲之(おうぎし)の書から5文字を拾って刻まれたものです。ちなみに開拓紀念碑の「紀」の文字は、勅選または国家の公式記録として制作された場合にのみ使われます。
| アクセス | JR札幌駅から徒歩で約15分 |
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道南エリア
北海道第一歩の地碑(函館市)

明治維新後、北海道の玄関口となった函館。青森からの青函連絡船が到着していた東浜桟橋(旧桟橋)のたもとにあるのが「北海道第一歩の地碑」で、本州から訪れた人が初めて北海道の地に踏み入れたまさに第一歩の場所です。開道100年を記念して1968年に建立。ヒグマと船のいかりがモチーフの印象的なデザインを手がけたのは、かつて函館駅前にあった老舗デパート「棒二森屋」(現在は閉館)を設計した函館出身の建築家・明石信道です。現在は周辺に散策路が整備され、ウォーターフロントと海を見渡せるビューポイントとなっています。
| アクセス | JR函館駅から徒歩で約20分 |
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道北エリア
北海道命名之地碑(音威子府村)

幕末の探検家・松浦武四郎の『天塩日誌』に、現在の音威子府(おといねっぷ)村筬島(おさしま)地区で、アイヌの古老から「カイ」という言葉が「この国に生まれたもの」という意味だと教わったという記述があります。武四郎はその後開拓判官となり、蝦夷地の改称にあたり、日本の「北」にある「カイ」、それに旧領土を指す「道」をつけた「北加伊道」という名を提案。それが現在の北海道になりました。1995年に記念碑が建立され、2011年7月に改めて建て替えられました。
| アクセス | JR筬島駅から徒歩で約30分 |
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道東エリア
十勝発祥の地の碑(豊頃町)

十勝川の河口に位置する豊頃町は、太平洋に流れ出た川の氷が海岸に打ち上げられる「ジュエリーアイス」で近年注目を集めるようになりました。そのジュエリーアイスが見られる大津海岸にあるのが「十勝発祥の地の碑」です。十勝地方の開拓は豊頃町から始まったとされ、十勝川を内陸にさかのぼる形で進められた歴史があり、その河口が十勝地方発祥の地とされています。大津駐在所の近くにあるこの碑は、豊頃町開基100年を記念して1979年に建立されました。
| アクセス | JR新吉野駅から車で約20分 |
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